色々なその先を予測しています。今のところ ロトの予測 と 素人小説 が記事の中心になっています。 come on the scene Mar.2007

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「ええのう、ええのう、マリちゃんの今日のズボンはええのう…おケツのラインがぴっちりじゃのう」

「先生…もうそろそろオン・エアですので、その辺にして下さいね」

「うひょっ…ラジオ番組だから、わしがマリちゃんのおケツを独占しておるのう」

ディレクターの指示板: 夏休みの子供相談なんだぞ  このエロジジイ  いい加減にしないと  あんたのセクハラを公にするぞ

 ON AIR

「今年の春、友達が交通事故で亡くなりました。どうして人間は事故や病気で簡単に死んじゃうんですか。僕は不安でたまりません。
 ええと…ペンネーム、エドハチロー君からの質問です。超古代史に秘められた未来の姿を常に考えている大韮教授、解答をお願いします」

「何者かが人間を創造した。それは緑色の肌を持った神、太古に存在していた恐ろしい容姿の神じゃよ。エドハチローよ…ドラゴンボールを読め! 読めば分かるぞ」

ディレクターの指示板: だから  夏休みの子供相談なんだぞ  このオオカミ老人  真面目に答えないと  明日から変わりを呼ぶぞ 

「失礼した…エドハチロー君。ドラゴンボールはさておいて…それを突き止めたこのわしが、竜の化身である神々に代って、死について考える君の悩みに答えようではないか……

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[プチSF予報【大韮教授の、壊れやすい肉体の理由】]の続きを読む
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 脳に住民識別のためのチップ(超小型集積回路)を埋め込まなければ、政府の援助は一切受けられなくするのだという……

 まるで出荷予定番号のタグを取り付けられた家畜と一緒だ。管理する側の連中は言う。「公平に、漏れなくサービスを提供するためなのです」

「パパ、何でうちはチップを埋め込まないの?」 今年で8歳になる息子のバルが言った。

 円らな瞳で世間との違いに疑問を抱く息子、その小さな頭を撫でながら、ジャンは答えた。

「今のバルには難しい話かも知れないが…埋め込むチップには、微弱な電流を流して記憶を操る装置が組み込まれているという噂があるからだ」

「本当なの?」 

「パパが三年間取材を続けて掴んだ情報だから、間違いない」

「でも僕の学年でチップを埋め込んでいないのは…僕も入れて十人だけだよ」

「バルは脳ミソにチップを埋め込みたいのか?」

「そうじゃないけど…何だか最近、僕ら十人が置いてきぼりにされてるような感じがする」


 それから五年後……

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 どんな人間にも夢はある。
 いや、あったと言うべきか……

 21世紀に入り40年が経過した今…未来に向けて描く夢を、自分で想像しようとしない人間が急増している。彼らは、誰かの考えた欲求をそそる夢に心奪われる。リサーチによると、「自分が、本当は何をしたいのかが分からない」のだという。寂しい限りだ。でもそのお陰で、私の仕事は成り立ったいる。

 私はドリーム・ファクトリーの社長として夢の種を蒔く。人々はその種を発芽させて育て、刈り取ってしまうとその夢に飽き飽きてしまう。だから私は、次から次へと新しい夢の種を想像する。

 私の想像を整理してくれるのが人工知能ロボットの " デスクポッド " …緻密な分析をしてくれる心強い相棒だ。こいつがいなければ…私の想像の90%は妄想で終わっていた事だろう。

「いいか、人間には大きく分けて二つのタイプがある。能動者と受動者だ。能動者とは…自分からアクションを起こすタイプの人間。受動者とは…上からの命令を受けて行動するタイプの人間。かつてはこの二者の間に…人間の管理者がいた。今のお前達のポジションだ、分かるな?」

 移動能力を持たない人工知能ロボット " デスクポッド " は、主の机の上で空冷ファンの音を響かせながら答えた。

「それは分かります。でも何故私達が、ご主人様である人間の管理者に取って変わるようになったのでしょう?」

「私の部下達を例に話そう……
部下の中には正しい人間もいた…だが大多数の管理者は、不公平な方向へと利益を誘導していた。自分と、自分に都合のよい者だけに利益の分配を優先させる…結局はそれが、組織に停滞を招いた」


「そうですね。確かに私達は、自分達で出した計算結果に忠実です。富の再分配処理も、私達だからこそ、平等にできるのだと思います」

「分かっているのなら… お前は一体、私に何を聞きたいんだ?」

「はい。私達人工知能体は、ご主人様となるユーザーのような欲望を持っていません。社長のような能動者は、多くのユーザーが欲しがっている物を察知して我々に分析させます。私達はそれを忠実かつ先入観なしに計算して行く…それでけです。私達には、社長の口癖である大衆が求めている " 夢の種 " を生み出す領域がありません」

「お前達には難問をシュミレートするという、空虚に挑戦する領域があるじゃないか。私達人間なんて…欲望を満たすためだけに動き、飽きるとまた別な物が欲しくなり…それをあてもなく繰り返しているだけだ」

 机上の四角い箱に過ぎないデスクポットが、何故夢の種を生み出す」領域について考えるようになったのか。それは人工知能体の次なる進化を促すための思考パターンなのか……
 人工知能の研究者でない社長には見当が付かなかった。ただ…人工知能が自分達の存在理由の探求に目覚め、計算する事に欲求を見いだすようになったら、人工知能体は人間の手を放れる事になるだろう」…そう直感的に感じ取ったのだった。

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録音。
ボイスレコーダーをガラス張りの応接テーブルの上に置くと、記者は手帳をチラ見しながら自逆田名誉教授に質問した。


「本日は教授のライフワークとしておられる、例のお話をお聞かせ下さい」

「ああ、あれね…では、変態リバーシブル症候群について説明しましょう。普段は紳士的に振る舞っている人物こそが、この症候群にカム・アンダーなのです。それなりの社会的地位にあり、家族や同僚に、それなりに尊敬されている…そんな好感度の良いジェントルメン…症例は、特に中年に多いですね」

「それは、教授が常々語っておられる、例の…サドマゾ返しの法則とも関係ありますか?」

「うん、あると言えばあるね…ビー・フィットだね。こういったタイプの人間は、自分に向けられているソーシャル・スタンディングがプレッシャーとなり、変態にカメレオン・チェンジするんですね」

「それは具体的に…どの程度のプレッシャーで変身するんですか?」

「フランツ・カフカは主人公をキモ・オソロシー巨大虫に変身させましたが…変態リバーシブル症候群の患者は…自分をキモ・オソロシー・エロオヤジに変身させます」

「しかし教授…自らの社会的地位を危険に晒してまで変態的な行為に走る事に、一体何の意味があるのでしょうか」

「そういった人物はセルフ・コントロールがブロークンしてしまう事に、ある種のエクスタシーを感じているんだね。例えば、こんな密室であなたのような美人でグラマーな記者さんに責められちゃうと…」

「別に…責めている訳では」

教授は目を血走らせて叫んだ。 「うひょひょ~っ! あなたの履いているタイツの太股で締め付けられた~い! 早くわしの体を挟んでくれ~」

「ちょっと教授…いや、止めて!」

自逆田名誉教授は " 変態リバーシブル症候群 " の症例を身をもって示し、翌日の朝売新聞の三面記事を見事に飾ったのだった。

*名誉教授はタイツ・フェチ*
自逆田名誉教授、研究室でご乱心! 美人記者に挟んでくれと迫り、大学中が一時大混乱!
愛人を囲う会長や社長を指して「老いてはますます盛ん」 などとよく言うが、まさにこれは………


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この二つの文学作品には、笑い事ではない深い変身の世界があります。特に東野圭吾の変身は、脳移植後の人格の変身をテーマにした作品なので、(まだ読んだ事のない人は)是非読んで見て下さい。
ガメッシュ将軍が指揮を執った "嵐の焼畑作戦" によって植民地化に成功したものの…アジアの小国 "ワ・トンパ" の運営に、総督府は困り果てていた。

「来月には祖国ジオグニアに、ワ・トンパから徴収した税を送らなければならない」

「総督の指示通り、大型船の準備は整っています」

「船底の献上品は?」

「はい、目標の三分の一にも満たないかと…」

「いかんな」

「やはり総督の言うとおり…先の戦後処理では王を生かし、民を束ねるのに利用すべきでした」

「今更言ったところで仕方あるまい。ガメッシュ将軍が私の意見に耳を傾けた事は、一度としてないのだから」

「しかし総督、思うように穀物税を集められなくなったのは我々のせいではありません。収穫前の畑を火の海にしたガメッシュ将軍は、ワ・トンパの民に憎まれています…総督府を維持するためには、それを利用すべきだと思います」

アブラモギッシュを支える士官は、いつものように達者に口を滑らせた。

「ワ・トンパの有力豪族であるムラマサを味方にして、彼に反乱を起こさせます。そして本国に伝達するのです」

「ガメッシュ将軍に反乱鎮圧に来てくれと伝えるのか?」

「はい、ムラマサ軍と戦うガメッシュ軍の背後を、私が突きます」

「少佐は相変わらず腹黒いな…」

アブラモギッシュ総督は決断に迫られていた。自分の右腕であるラクタッシュ少佐が企んだ作戦を決断したとして、ガメッシュを重用するイモブラッシュ国王にどう伝えるのか……

「総督、お分かりかと思いますが…ガメッシュの兵を一兵とも生かしておいてはなりません。全滅させなければ…いずれこの謀略が国王の耳に入り…我々は処刑されるでしょう」

「つまりは意図的にムラマサという標的を作り、本命のガメッシュ将軍をおびき寄せて…総督府の軍隊が抹殺する…ジオグニア国自慢の精鋭軍を騙まし討ちにするという事か」

「ワ・トンパをこのような状況に追いやったガメッシュに天誅を下すのです!」

その後…作戦を決行するものとばかり思っていたラクタッシュは、ムラマサと密会を重ね、手筈を整えていた。しかし、ラクタッシュの意気込みを異様に感じたアブラモギッシュは、密かに隣国から穀類を買い付け、ワ・トンパの税として本国に送った。

結果的には、それがアブラモギッシュ総督の地位を守った。穀物を入手した隣国からある噂を耳にした彼は、ワ・トンパ人の密偵を雇い、ラクタッシュとムラマサの関係を入念に調べさせたのだった。

ラクタッシュとムラマサは、ワ・トンパの民から税として搾取した穀物を隣国に横流しして、それを金に換えていた。国を売るムラマサと、税を横領するラクタッシュ…真実が見えた時、アブラモギッシュは心底ワ・トンパの民を不憫に感じた。

「我々の属国にさえならなければ、こんな事にはならなかったろうに…今後もし、ワ・トンパを真剣に取り戻したいと行動に出る長が現れたなら…私は国王に撤退を進言すべきかも知れない」 そう胸の内に語り掛けたアブラモギッシュ総督は、ラクタッシュとムラマサを本国に送還するよう命じた。

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背番号3にこだわっている草野球の監督がいる。でも彼の名前は川上克也…60歳になった今でも、命名した祖父を腹立たしく思っているという。

そんな川上さん、野球は下手だった。カーブが打てないのだ。それを知っていて、定年精鋭軍の団塊ミラクルズなどは、全球カーブを放ってくる。振ろうが見送ろうが三球三振だ。

そんな時、川上さんはこう言う。
「2002年に阪神タイガースを現役引退した、星野伸之投手なみのスローカーブでしたよ。いやあ、あれは打てないなあ。あれを打てるのは…日米野球の時に、星野君のスローカーブを片腕だけでホームランにしたピアッツァくらいのものですよ」

チームの皆は苦笑する。
「あんな しょんべんカーブ、川上さんにしか投げないよ」

そんな川上さんが何故監督になれたのか…それは彼が天然だからだ。打順や投手起用を巡って衝突しても、必ずこう言う。
失敗は成功のマザー、私は決してネバーギブアップしません

呆気に取られるチームメイトの顔を見回し、機転を利かせたつもりでこう続ける。
ワーストはネクストのマザー、みんなも決してネバーギブアップしません。私はみんなの疲労の疲れを考慮しながらも、状態のいい状態の選手を起用してみたんですよ、はい」

結果はどうあれ、前向きで明るくて気前のいい川上克也監督に、皆はついて行く。


管理人後記: 失敗は成功のマザーとは、国民的スーパースター、長嶋茂雄氏の名(迷)言集の一つ。ちなみに管理人の一番好きな名(迷)言集は「昨夜は遅かった。ホテル帰って、シャワー食べて、ウドン浴びたら、もう12時でしたから

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少年の頃、希望に満ちていたはずの海は、いつしか不安に変わっていた。

年齢を重ねる度に深まる海の底。
傷つきやすい心が必死でもがいていた。その海に溺れたくない一心で。

20歳の頃、ふと思ったことがある。
「この得体の知れない海に、一度沈んでみる必要があるのだろうか?」

でも、私は沈まなかった。
過去を執拗に知りたがる彼女…肉体の繋がりだけでは満足できないらしかった。
でも、私は飛び込む事ができなかった。彼女は私の全てを知ろうとしていたから。

友人達のように、過去を脚色して、海を自分色に染める手もあった。
でもあの頃、私自身が何者なのかを知ろうとするものの、自分の過去に潜る事ができなかった。

自分も飾らなければ、周囲は華やかにならないというのに…自分自身の得体の知れない過去に怯える私には、何もできなかった。
あの時友人達のように、海にサンゴを飾り、海藻を躍らせ、そうすべきだったのだ。

得体の知れない誰かの心…それは広くて浅い海に晒される恐怖。
得体の知れない過去…それは狭くて深い海に呑み込まれる恐怖。

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壁際にて
砂と石ころ以外には何も無い
大地に塞がる壁際にて


一番目にそこへ行き着いた男は、壁の上の見張り塔に向かい、名声を得る喜びを説いた。自分がいかに人々に慕われ、世間で言うところの聖者として有名であるかを。
でも壁に埋め込まれた石の扉は動かなかった。
男は、砂と石ころ続きの大地へと、再び戻って行った。

二番目にそこへ行き着いた男は、壁の上の見張り塔に向かい、女との情愛を説き始めた。
でも壁に埋め込まれた石の扉は動かなかった。
男は諦めずに続けた。これまでに何人の女と肉体関係を結んだかを自慢げに話し、その女達の体から性格までの一部始終を話し終えると、再び戻って行った。
砂と石ころ続きの大地へと。

三番目にそこへ行き着いた男は、少年の頃の私だった。
私には話す事など、何も無かった。
見張り塔を見上げ、話す必要も無かった。
何故なら身軽な私は、壁をよじ登ろうとしているのだから。

石組みの壁の隙間に指を引っ掛けながら五合目まで登った時、私は見張り塔を見上げてみた。
見張り番は、ライフルの銃口と一緒に私の事をじっと見つめていた。

何とか八合目まで達した時、見張り番は私に向かって言った。
「向こうには何も無い。これ以上登ると…子供でも容赦しない」
私は黒い筒先を恐れ、ゆっくりと降りて行った。

私は登る場所を変えてみたが、どこの見張り塔の番人も同じような事を言った。
「向こうには何も無い」

なら、どうして壁を作って大地を遮る? 何かがあるから遮断するんだろう?
疑問は尽きない…痛む指先に自問自答しながらも、ライフルの銃口には逆らえなかった。

これからどうする? 壁の下に穴を掘るか、見張り番のいない壁際を探し歩くか……
考えが行き詰まった時、ある疑問が生じた。
「そりゃ何かはあるだろう。でも向こう側には、命を賭けてここを越える程の価値があるのだろうか?」
だが戻ったところで何も無い。皆で尽きることなく欲望を求め、大地は枯れ果ててしまった。

諦めて…戻って緑の種を蒔くか? でも雨が降ってくれるとは限らない。どっちにしても神様の気まぐれが必要だ。
この地の全てを喰い尽くし、新たな喰い尽くすものを探し求めて亡者になった私達に、神様は振り向いてくれるだろうか。

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 アクションスター藤丘ヒロシは、更なる未確認生物を求め、日々体を鍛えていた。彼に取って探検とは 男のロマン であり、日々の鍛錬によって手にした黒帯でさえ、次なる探検のための訓練によって得た副産物に過ぎなかった。

 そんな藤丘の元に、いかにも何か企んでいそうな、青い顎の中年男がやって来た。テレビ昼日の脇田プロデューサーだ。

「いやいやいや、元気でしたか隊長さん。次の探検先、決まりましたよ!」

「そーですか、それは嬉しいですね」 藤丘は純朴に喜んだ。

「信州のとある里山に、山本勘助が隠した砂金の壺があるという噂がありましてね」

「ちょっと待って下さい。まるで徳川の埋蔵金探しみたいじゃないですか」

「いやいやいや、徳川とは少し違うんだなこれが。徳川はアレでしょ…糸井シゲトが専門だから」

 藤丘は困惑していた。果たして砂金の壺に 男のロマン はあるのか? 巨大生物や未確認生物を追い続けて来た、名リアクションの隊員達…あいつらが砂金の壺ごときで納得するか?

「迷いがあるようですね、藤丘さん。もし本当に砂金の壺を掘り当てたら…半分を探検隊に還元しようと思っているんですが…どうでしょう」

「そーですか、それは嬉しいですね」 藤丘は純朴に喜んだ。

「実は、もう敵役も考えていて…砂金の壺を守ろうとする九ノ一が出てきて、探検隊の発掘活動を妨害するというシナリオで…どうでしょう」
(九ノ一=女忍者)

「ちょっと待って下さい。まるで時代劇みたいじゃないですか」

「社長お気に入りの由美カオル子が九ノ一役候補ですが、お望みならばもっと若いむっちり・むちむちプリン・グラビア アイドルを何人か追加して…」
(むちむちプリン…古い表現でスミマセン)

「脇田さん、まさか…砂金の壺を、あらかじめ埋めておく気じゃないでしょうね。私はもっと真剣な探検に取組みたいんです!」

「藤丘さん…私はあなたの事を考えて言っているんですよ。未知の生物を追い掛けて来て、これまでにどんな成果がありました?」

「いやそれは…以前大蛇を捕獲したじゃないですか」

「それだけでしょう。藤丘さん、私はね…このまま何の成果もないまま、未知の生物を追い続けていると…あなたがフォックス・モルダーみたいになってしまうのではないかと…心配しているんですよ」

「私の心配を? そーですか、それは嬉しいですね」 藤丘は純朴に喜んだ。

 うひひっ、これで ミニスカ 九ノ一軍団 が現実のモノに…毛深い中年の脇田プロデューサーは、そんな事しか考えていない男だった。

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ネットサーフィン中にワシコン・ランキングのサイトを開くと、そこには有名人の好感度調査ランキングが表示されていた。

【上司にしたい有名人ランキング】

20位→4位は省略して…… 第3位 : 内田裕也… 第2位 : キース・リチャーズ… そして栄えある第1位は : ジャック・スパロー!

で、「一体何の職業の、理想の上司でしょうか?」 とのクイズ形式ランキングときたもんだ。

年甲斐もなく、ワシは真剣に考えた。(ところでこれ、サラリーマン1000人に聞いたの? 自営業者100人に聞いたの?)

どうせこの三人には、堅気の仕事はできまい。とすると…チンピラ・ロックバンドのスタッフ100人に聞きましたなのか?

だがジャック・スパローは海賊船のキャプテンで、ロックンローラーではないからな。だとすると……

「激怒上司! 怒ると殴り掛かってきそうな上司ランキング」
違うか。第1位がジャック・スパローだからな。

「綱渡り上司! 目の前の危険を、体を張って回避できる上司ランキング」
これも違うか。第3位が内田裕也で、第2位がキースだからな。この二人なら、あえて衝突するだろう。

ワシは答えに行き詰った。こんな時は牛乳焼酎で(牛乳100cc+芋焼酎100cc)でリフレッシュ!

(決して、万人に受ける味ではありません)

酔いが回ってくると、ある答えが閃いた。「これだ、これしかない!」 と思った。

これは絶対に、「B型人間100人に聞きました」 だな。それでもって答えは、「台詞よりも先に、体が勝手に動き出す、アドリブ劇団員を束ねられる理想の座長は誰?」 だろう。B型のワシが言うんだから、間違いない。

しかし何だな…ワシコン・ランキングのサイトも、ワシのサイトと同じくらい企画力がないな……


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閑静な住宅街に住まう、マダム達の話題

 んまあ!奥様もご存知でしたの?
 
 例のエコロジーのモデルハウスを買い取って、この高級住宅街に越してきた池ノ上さん。そうそう、あのフリーになれずに定年したアナウンサーみたいな人よ。《だ、誰のこと?
 
 毎週毎週、週替わりで女の人を連れ込んでますのよ。毎週毎週ですのよ!
 
 聞けば、六十を過ぎているというじゃありませんか。この間なんか、セーラー服を着た若い娘が…とんだエロジジイハウス…いえ、エンコーロジーハウスですわ。

エコロジーハウスに住まう、初老の男の反論

 家を紹介した友人が、運悪く住宅街の噂を聞きつけ、うらなりのメロンのような顔でエコロジーハウスにやって来た。

 このハウスで性犯罪被害者のカウンセリングを行っている事を、看板を掲げるなりして告知した方が身のためだぞ、池ノ上。
 
 そんな事をしたら、彼女達がここに来づらくなるだろう。

 しかし、男に対する不信感を和らげるために頑張っているお前が、女の敵のように言われているんだぞ。 

 確かに、ここの連中は話を膨らませ過ぎだ。下らない噂を流すような人種は…大体予想がつくよ。重層でも飲んで、話しを膨らませているんだ。きっと体も風船のように膨らんでいるに違いない。

 そう言うと池ノ上は、ハッハッハッと笑い飛ばして見せた。

 あのな池ノ上、その噂を流しているグループに…うちの奥さんも入っているんだが…お前にカウンセリングしてもらった方がいいか?

 いや、君が夜にカウンセリングをしてやればいい。そうすれば欲求不満も治まるだろう。


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 行き先が違うのか? あるいは、最初から目的が違っていた? わざわざ確認し合わなくても二人には同じ感情が生まれていたはずだった。 それが錯覚なのだと気付くまでに八年を要したのだが…その甲斐あって、愛もまた欲望の表れなのだということを知った。

 人間関係を計算できない人間は、いつだって差し引かれている自分に気が付かない。
 奪う者は、気付かない方が悪いと言い…第三者は生きるのが下手だと言う。

 皮肉に満ちたフランスジョークで、冷ややかな別れを告げられたジョルジュは、一晩眠らずに過ごしたのだった。
 早朝、赤い目を擦りながらジョルジュは言った。
「君に尽くした八年間は、とても短かかったような気がする。君を引き止められなかったのは、僕がこんなにも早く老け込んでしまったせいなのかい?」
「あなたの脂ぎったハゲ頭が月光を反射しようとも…わたしは気にしない。夜が退屈でなければね」
 もう二度と貪りつけないであろう、妻の柔らかな尻が左右に揺れながら離れて行く。
 彼女は、これまでに私が買い与えた装飾品の全てを体に纏い、かつて私の部下だった狐顔の男が運転する赤いプジョーに乗り換え、ダイヤの輝きとともに満面の笑みを浮かべた。
 
 シャンソンは惨めな男にこそ優しく降り注ぐ。彼女の捨て台詞を洗い流してくれるかのように。
「寝ても覚めてもファンドのことばかり…あなたはもう、見た目までハゲタカになってしまったのね」
 ♪オー シャンゼリーゼ

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